校長あいさつ

平成29年度港区立芝小学校の教育活動をはじめるにあたり

 

 本年度、山村登洋前校長の後を引き継ぎました齋藤幸之介と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 まずはじめに、平成29年度当初の御挨拶が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

 入学式及び始業式からおよそ3週間が経ちました。新しいスタートに胸躍らせて登校した子供たちは、徐々に新しい環境に慣れ、学校生活の様々な活動に取り組んでいます。

 本校に着任以来、私は芝小学校のいくつかのよさを発見しました。

 まずは、子供たちの素直で意欲的な姿です。教室での様子を参観すると、時に教員の話を真剣に聞き、時に活動に熱中し、時に友達と話し合う、という姿を確認することができます。また、休み時間には、友達と笑顔で走り回ったり遊具で遊んだりしている姿を多く見ることができます。素晴らしい子供たちと出会うことができたことを幸せに思っています。

 次に、保護者の方々の学校へ御理解くださる姿です。年度当初の保護者会では、各学級毎の会に先立ち、体育館で全体会を行いました。私の思いや考えを伝えようとするあまり、長時間に亘るお話をさせていただき、大変恐縮しておりました。しかし、最後までお聞きくださる御様子から、本校に対する御期待の大きさを感じた次第です。また、子供たちが話をきちんと聞けるのは、保護者の方々の姿を平素からよく感じ、またきっと保護者の方々も子供たちに話を聞くようにと丁寧に伝えてくださっているからだと見取りました。保護者の方々との出会いもまたありがたいことと感謝をしております。

 さらに、地域の方々の学校を大切にしてくださる深いお気持ちを強く感じることができました。子供たちのことについてお話をすると、いつも笑顔で受け止めてくださり、そしてお励ましをくださることは、学校にとって何よりもありがたいことであります。長い歴史を受け継いで本校の今の教育があるわけですが、今日まで途切れることなく教育活動が行われ続けるのは、何よりも地域の方々の御理解と御支援あってのこと、と感謝をする次第です。

 最後に、手前味噌になりますが、お伝えしたいことがあります。それは、自分の職務に真摯に取り組む教職員の姿です。「働き方改革」「ワークバランス」と、今後の業務への取組方に色々と工夫改善が必要なことは誰もが分かっていることです。しかし、それよりも「子供たちのために」と、あるときには歯を食いしばりながら取り組む教職員一人一人は、私が誇れるべきことと思っています。

 私は、学校には常に複数の課題があると認識しています。新しい教育に向けて取り組むべきことも課題でありますし、子供たち一人一人には成長するための個々の課題があります。多くはその解決に時間と労力を要します。うまくいかないことにジレンマに陥ることもあります。しかし、あきらめずに取り組んでいけば、解決できないことはない、と思っています。

私は、本校の先輩の先生から、かつて「何とかなる」という言葉をいただいたことがあります。私は、この言葉から、決して消極的ではなく、「明けない夜はない」だから「何とかなる」という、希望をもって取り組んでいく大切さを学びました。

私は、本校に着任し、様々な方々との出会いから希望を頂戴したと思っております。そして、これから、本校の教育のために尽力していきたいと考えております。地域の皆様、保護者の皆様には今後共お力添えを賜りたく、お願い申し上げます。

 

平成29年4月24日

校長 齋藤幸之介