校長あいさつ

 

 

 

感謝の気持ちを強く感じながら

-平成30年度港区立芝小学校の教育活動を始めるにあたり-

 

 昨年度に引き続き本年度も本校校長として勤務いたします齋藤幸之介でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 先日の一斉保護者会でもお話をしましたが、私は、子供たちの教育は地域の皆様、保護者や御家族の皆様、そして学校の教職員によって初めて成立する、と考えております。学校を拠点としたり学校が教育の発信元となったりする、という考え方もありますが、こと本校に関しましては、長い歴史を支えてくださった地域の方々の温かい御理解と御支援、保護者や御家族の方々の深い御理解と御協力、そして教職員の日々の実践が三位一体となって子供たちの学校教育活動を支えている、と捉えていくことが大切であると考えておりますが、いかがでしょうか。

 そんな中、私は皆様に心より感謝をしております。

 4月1日、芝商店街には本校140周年をお祝いくださるフラッグが掲げられておりました。カラフルな色彩が風に揺れる様子を見ながら、私は本校がどれだけ恵まれているかを感じ、思わず胸が熱くなる思いがしました。東京に約13,000校あると言われる小学校の中で、周年を迎えるお祝いをここまでしてくださる学校はそうはないのではないかと思うと、有難い気持ちで一杯になります。交通安全週間を始めとして子供たちを平素からお見守りいただき、また祭礼や夏のラジオ体操、餅つきを始めとした地域行事にも快くお迎えくださり、さらには平素の授業や行事等にもお力添えをいただけることに、改めて感謝をする次第です。

 また、保護者の方々には様々な形で教育活動に参加をしていただいております。例えば、平成28年度より設置された「学校地域支援本部」の働きかけによる校外学習等の引率のお手伝いを積極的にしていただきました。御陰様をもちまして、子供たちは一層主体的な学習活動を展開させることができました。もちろん、他の学校行事へ御参観くださったり、交通安全週間時には御子様とお付き添いいただきながら通学路等の安全をご確認くださったり、学校へ働きかけてくださることに心より感謝を申し上げます。入学式終了後、お帰りになる際に保護者の方々に丁寧な御挨拶を頂戴したことにも感謝をするとともに、御子様をお預かりする責任の重さを強く感じた次第です。

 さらに、身内に「感謝」というのは不適切とも思われますが、今回はお許しをいただき、教職員について一言述べたいと思います。昨今の働き方改革の関する議論が学校現場でも言われるようになり、「ブラック」などと批判に耐えながら教職員一同各自の職責を全うしようと努力しております。今日的課題に取り組む意味は分かっていながらも、一方で膨れ続けるとも言える学校教育への期待やそれに伴う教育内容の多様化等に応えるために真摯に取り組む姿からは、何よりも子供たちを大切にしようとする熱意と使命感を強く感じています。一例になりますが、決して新しくはない校舎の廊下がいつも美しく保たれているのは、何よりも用務主事が学校環境を整えることこそ職責である、と強く思っているからに他なりません。今後改善を図ってまいりますが、しかし、生意気なことを言わせていただけるのであれば、私はいつの時代にも変わらなくある「子供たちをいつくしむ心」を強く持っているが故に歯を食いしばりながらもやり遂げる教職員の姿に感謝をしています。失礼をいたしました。

 すでに御案内の通り、本校は本年度140周年を迎えます。昨年度より学校関係者の皆様及びPTAの方々の御協力を賜って「芝小学校開校140周年を祝う会」の実行委員会を設立し、すでに様々な御準備をしていただいております。教職員も、記念行事や記念誌、環境整備等のために計画を立てております。皆様にも御理解と御協力を賜りたく、お願いをする次第です。

 本年度が本校の一つのよい節目となり、そして次の10年、150周年の礎になるように微力ながら取り組んでまいります。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

平成30年4月13日

港区立芝小学校

校長 齋藤幸之介